2013年6月24日月曜日

[東京都議選]選挙結果から想像する都市部と地方の温度差

今夏に行われる参議院選挙を占う上でも重要な選挙とも言えますが、都市部と地方ではかなりの
温度差があるのではないでしょうか?
 
  1. 衆議院選挙ではあまり争点とはならなかった原発問題。原発のない東京都ではあまり原発の危険性にたいしての実感がないのでは?対して原発を抱える地方ではもっと神経質なはずです。原発をここまで推進する自民党に対して良い印象は持たないかもしれません。
  2. アベノミクス効果については、最も恩恵を受けたのは個人投資家なのでは?都市部ほど富が集中してると思いますので、大口投資家が多いのではないのでは?対して平均収入も都市部に比べれば劣る地方は実体経済に良い影響が出ない限りはアベノミクス効果に好印象はない様に思います。むしろ円安で輸入に頼る原材料費のコスト高で喘いでいる会社もあるのでは?
  3. 憲法改正についても近くに米軍基地がない都市部でも感じ方が違うかもしれません。憲法改正で自前の軍隊を持つ事を考えると、これまでも騒音や軍人の蛮行に悩まされていた地方は良い印象がないはず!

と以上の理由から都議選通りの選挙結果には参議院選挙にはならないのでは?って考えるのですが、如何せん対抗馬不足ですね。
 
一時は脚光を浴びた維新も党首の不用意なコメントで一気に印象が悪くなってしまいましたし、今回の投票率で分かる通り自民反対票は対抗する政党に投票するよりも棄権しているようなんです。
 
橋下さん以上のカリスマ性を持つ人か魅力的な政策を掲げる政党が現れればそちらの浮遊票が流れて状況は一変するかもしれません。
 
まぁ中々そんなことは起きそうにないのが現状ですけどね。
 
かなり憂いてしまう今回の選挙結果でしたとさ…。

 

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