一眼レフカメラがデジタルで登場した頃は最終的な目標といいますか到達点は銀塩フィルムにいかに近づけるか?
にあったような気がします。
デジタル化した当初は銀塩を越える事は当面無理な調子て言われていたとも記憶にありますし。
でも高画素化されて銀塩を上回る高精細を手にした今はデジタル一眼レフの利点を(フィルムカメラにない)を各社があれやこれやと試行錯誤してるのですね。
カメラそのものの性能が向上期にある頃は資金力のあるユーザーは新製品が出る度に買替え、魅力的な製品があればマウント変えてまで投資の限りを尽くしていたのですね。
(同じ事がここ最近のスマートフォンやタブレットでも起こってますね。)
でもここに来て性能が頭打ちになり製品の差別化が難しくなった今はより個性を持たせる事に躍起になり始めている様に感じるのです。
もっともトガった製品をこのところ出しているのはα7シリーズでらしさを出して来たソニーと全天球撮影のシータを出したリコー。
小さなセンサーでもプロ仕様に耐えるマイクロフォーサース機で小さな高性能を作ったオリンパスとそれに追随するパナソニック。
地味ながらもツウ受けする製品や個性的なカラーバリエーションを展開しるペンタックス。
オンリーワンな存在感を放つXシリーズ、富士フィルム。
(とまぁここまで書いて気づくのが全く個性を出そうともせずミラーレス機を出しても本気が感じられないキャノン。←地味な堅実な進化は遂げていますが話題性に乏しくてジリ貧になりやしないかと余計な心配をしております。)
この一年で各社バリエーションを増やしてトヨタ的な売り方を模索するのか?
それとも絶対的個性を持たせた商品で一点突破を狙うか?
停滞期に入る兆しの業界に今年も目が離せません。←そんな事考えながらまた一年で何も買わずに過ぎそうです…。
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