2013年10月7日月曜日

[魔法のコトバ]別に望んだ訳ではないけど言われて仕方なしに「ありがとう。」だって…。

ある日の事。

バイクのメンテナンスを予約していたので、馴染みのバイク屋にバイクを預けに行った。 何て事はないメンテナンスでバイクの引き渡し時にはメカニックがその日にやったメンテナンスとボルトなどの締め忘れがないかバイクオーナーの見ているとこで指差し確認をする。

安心感を与える為の演出だと思っていたので、何を今更などと思わずに何時も一緒に確認をしている。 である事に気付いたのだが、我がメカニックは最後の最後タイヤの空気圧が問題無かった旨を伝えた後で必ず付け加える言葉があるのだ。

「空気多めに入れときました。」

それを聞いてつい僕は 「ありがとうございます。」

その時は何も気にも留めずに受け答えをするのだが大抵その5秒後にニンマリしてしまう。

何でか?

1、そもそも空気を余分に入れて欲しいとこちらが要望した訳ではない。
2、空気を余分に入れる事によりメリットはどう考えてもない。むしろ劣化したタイヤにはバーストのリスクが高くなるのでは?
3、さもサービスですって感じでその事を伝えるのだが、バイク屋としてはそれをしたトコロで痛くも痒くもない。

でも何となく

「ありがとう。」って言ってしまうのは
1、サービスされたような気になるから。
2、頼んだメンテナンスの他に手をわずらわせたのかな!?と思う。
3、そうでもないのにその後ライディングフィールが良くなった様な気になる。

ちょとした事なんですが、自分の仕事でも応用が効きそうなんですよ。

お互いが負担にならずにきもちが良くなる魔法な言葉を探そうっと。

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