リビングで音楽を聴く時はBoseのパワードスピーカーで聴いてるのですが iPhone(iPod)で音楽を持ち歩ける様になってからは、自分が移動した先でも本体からではなくスピーカーを通した音で聴きたい欲求にかられたのです。
愛用のBoseのスピーカーはサブウーハーが別にありますので低域の再現には概ね満足してるのですね。
まぁ映画を最高の視聴環境で見たい御仁でない限りスーパーウーハーは必要ないとも思えます。
意外に勘違いしてる方が多いと思うのですが、本来重低音はほぼ聴こえません。
むしろ揺るがされた空気を身体でその振動を感じるのですね。
夏になりましたからこれから花火大会の季節ですね。
その”花火”を打ち上げたあとで光よりも遅れて音が追いかけて来ますよね。
でわずかに「ドンッ!」という音とも振動ともとれないものをカラダで感じるワケですが、それが本当の重低音なのだと思うのです。
なのでバスドラムの音程度はただの低音に過ぎないのだと。
サブウーハーで低域を運用すると分かるのですが本体そのもが震えてます。その振動を空気に伝えて耳に聴こえない低音をカラダに伝える仕組みだと思ってます。
今回紹介するコンパクトパワードスピーカーをAmazonのレビューなどで読むと大抵はこの低音が不足するのが残念なポイントとしてあげられれるのですね。ですが上記に述べた通りに小さい本体では望むべくもないのですよ!
なんせこの大きさですからね!
では何となく良い音に聴こえるであろうポイントを自分なりに考えてみました。
- 低音と中域の狭間の音域の処理が適度である事→低音は求めるべくもないのでギリギリのラインでキレイに聴こえればよしとする。無理に低音を出そうとすると本体の小ささから音が飽和してしまい聴きにくくなってしまう。
- 中域の抜けの良さ→実はここが一番重要なのでは?ボーカルや心地の良いピアノの音階はこの辺りだと思うのです。なのでこの帯域がシッカリと出てればどんなジャンルの音楽でもしっかりと鳴らせると思います。
- 実は低音を無視した作りにもなっていない事→本体を触ると分かるのですが大きく震わせて低音も出そうとしております。まぁ本体のサイズの為に震わせる空気の量は少ないのですが…。無理に出そうとすれば飽和状態になるので、ひたすら音が割れるだけです。適度でOK !
- 小ささのメリットもあり→高音、中音は音そのモノに指向性があるのでリスニングポイントが限られます。ですが音源が限りなく点に近いとその指向性がなくなり360度に近い音の拡がりを期待出来る様になるのです。BOSE社のサラウンドシステムスピーカーはこの原理を最大限に使いサテライトスピーカーを極限まで小さくする事で音の拡がり得てセッティングを容易にするコトに成功してます。
追記 ちなみにコンパクトサイズのスピーカーで各音域の出具合を確認するのには以前のエントリーで紹介したこちらがいいかもです。音の分離はキレイですし、ベースラインもハッキリ聴き取れてバスドラムもいい感じです。ぜひお試しあれ!
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